日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティはミドルクラスSUV『QX60』改良新型を米国で発表した。発売は今夏の予定。SNSでは「これは良いミドリ」「国内で出して欲しい」など、日本のファンからも熱視線が送られている。
新型QX60は新型SUV『QX80』にインスピレーションを受けたデザインを与えられ、より洗練された外観と機能性を備えている。フロントグリルは竹林から得た立体的なデザインとなり、新しい3次元のインフィニティエンブレムは発光する。全グレードで20インチホイールを標準装備し、ボディサイドには新たなドアフィニッシャーを採用して水平方向に長く見えるデザインとなっている。

3列シートと広々とした荷室を備え、形状と機能を巧みに融合させたインテリアが特徴だ。新たに搭載される技術には、ボタン一つで操作できる高度なカメラシステムや、ハンズオフ運転支援機能などが含まれる。また、アメリカの老舗メーカーKlipschによるセグメント初の没入型オーディオシステムを搭載し、運転席のみに通話音声を集中させながら他の乗員は音楽を楽しめる機能も備えている。
デュアル12.3インチディスプレイやハンズオフ運転支援機能ProPILOT Assist 2.1など先進機能も盛り込み、長距離移動を容易にする装備が多く盛り込まれた。
パワートレインには、可変圧縮比ターボ(VC-Turbo)エンジンを搭載。2.0リッターエンジンは268hpのパワーと286lb-ftのトルクを発生し、低中回転域での豊かなトルクを提供する。9速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、クラス最高の6000ポンドのけん引能力を実現している。

そんな米国のラグジュアリーSUVに、SNSでは大きな注目が集まっている。X(旧Twitter)では「この濃い緑がいい色ですねぇ」「これは良いミドリ」「かっこよくて好きよ」「相変わらずかっこいい」と、そのカラーリングやエクステリアを称賛する声が多くみられた。
また、「マツダやレクサスのSUVと真っ向勝負できる逸材」「インフィニティのSUVを国内で出して欲しい」「日本仕様も出したら売れそうだけどなー」「日産の上級セグメントとして国内で活躍できるのでは」など、日本市場への導入を期待するコメントが多く見られたのも印象的だ。