日産自動車は、日産キャスティング・オーストラリア(NCAP)が、自社生産部品の「オーストラリアンメイド」認証を取得したと発表した。
「オーストラリアンメイド」のロゴは、オーストラリアで最も認知度の高いシンボルの一つだ。ロイ・モーガン社の調査によれば、99%のオーストラリア国民がこのロゴを認知しており、91%がより多くのオーストラリア製品が増えることを望んでいる。
緑の背景に黄色いカンガルーが描かれた象徴的なアイコンは、厳しい基準を満たした製品にのみ付与され、その製品がオーストラリアで最終的な加工が施されたことを示している。
オーストラリアビクトリア州に拠点を構えるNCAPは、電気自動車、e-POWER、内燃機関向けのコンポーネント部品や、高圧ダイカストアルミや牽引バー等を年間で120万点生産している。これらの部品は海外の車両工場に輸出され、アフリカ、中東、インド、ヨーロッパ、オセアニア地域で販売する日産『リーフ』や『エクストレイル』、『パトロール』等に採用されている。