車載ソフトの脅威分析・リスク評価データを自動作成、日立ソリューションズが提供開始

「EVSec」の活用により脅威分析およびリスク評価を効率化したイメージ
「EVSec」の活用により脅威分析およびリスク評価を効率化したイメージ全 1 枚

日立ソリューションズは、イスラエルのC2A-SEC社と国内初の販売代理店契約を締結し、自動車のサイバーセキュリティプラットフォーム「EVSec」を5月27日より提供開始した。

「EVSec」は、BMWやダイムラー・トラックなどで導入されている、車載ソフトウェア開発に必要な脅威分析・リスク評価(TARA)を自動作成するツールだ。国際規格ISO/SAE 21434に準拠したTARAは、ソフトウェア定義車(SDV)時代において不可欠な活動となっている。

このプラットフォームの特長は、自動車の構成要素ごとに損害・脅威シナリオ、攻撃経路分析、リスク評価などのテンプレートを保有していることだ。生成AIを活用して自動車の構成要素を抽象化したモデル図から詳細なサイバーモデルを自動作成し、TRAの結果を可視化できる。


《森脇稔》

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