ニッパツ、自動車用懸架ばねの新工場建設へ…インドで2027年稼働

ニッパツの自動車用スプリング
ニッパツの自動車用スプリング全 1 枚

自動車部品大手のニッパツは、インド共和国西部のマハラシュトラ州オーランガバードに自動車用懸架ばねの新工場を建設すると発表した。投資額は約20億円で、2027年の生産開始を予定している。

この新工場は、同社のインド法人のNHKスプリングインディア社の3拠点目となる。インド国内の自動車生産台数は年々増加する見通しであり、自動車用懸架ばねの需要も拡大が予想されている。ニッパツはこうした市場動向を踏まえ、西インドでの生産体制強化を決定した。

新工場の敷地面積は3万2728平方m、建物面積は1万7120平方mとなる。コイルばねとスタビライザの製造販売を行い、従業員数は約350名を予定している。また、今後の更なる需要増に対応するため、追加の設備投資についても検討を進めているという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  3. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る