武田産業は、自社ブランド「CHACLE(チャクル)」と太陽誘電の回生アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」とのコラボレーションによる、次世代電動アシスト自転車『rafoot(ラフート)』の販売を開始した。
「rafoot」は、電動アシスト自転車の課題である「バッテリー切れの不安」や「パンクのリスク」を解消するため、異分野の先端技術を融合して開発された。
太陽誘電が開発した回生アシストシステム「FEREMO」を搭載し、ブレーキ時や惰性走行中にモーターが発電し、その電力を蓄電・再利用することで、電力効率を高める。

これにより、エコモード時には最大1000kmのアシスト走行が可能となり、ハイモード時でも75kmの走行ができる。
頻繁な充電が不要となり、長距離のサイクリングや通勤・通学でも安心して利用できる。また、下り坂でのオーバースピード抑制機能も備えており、安全性にも配慮しているという。
最大の特徴は、CHACLEが採用しているTannus社製のエアレスタイヤだ。チューブが存在しないため「空気入れ不要」でパンクの心配がない。釘やガラス片などの鋭利なものがタイヤに刺さっても、自転車をこぎ続けることができる。さらに高いグリップ力とチューブ入りタイヤと変わらないしなやかな乗り心地を備えているという。

「rafoot」は環境にもユーザーにもやさしいモビリティとして設計。回生発電による省エネルギー効果に加え、パンク修理やチューブ交換が不要なため消耗品の交換回数が減り、廃棄物の削減にもつながるサステナブルな次世代モビリティだと同社はアピールする。
販売は6月1日より全国の「ビックカメラ」および「コジマ×ビックカメラ」自転車取り扱い各店にて開始。価格は21万7800円(税込)。
