ジープ『レネゲード』が10周年、「ウィリス」ベースの記念モデルがブラジルで登場

ジープ『レネゲード』の2026年モデル(ブラジル仕様)
ジープ『レネゲード』の2026年モデル(ブラジル仕様)全 5 枚

ジープは、小型SUV『レネゲード』の2026年モデルをブラジルで発表した。ブラジルBセグメント唯一の4輪駆動SUVとして高性能、先進技術、独自のデザインを備えたレネゲードは、新機能の追加と価格改定によりさらに競争力を高めた。

2026年モデルの目玉は、「ウィリス」グレードをベースにした「10周年記念特別シリーズ」で、1010台限定の専用デザインモデルとなる。生産10周年を記念したロゴ、シーケンシャルナンバリング、新デザインの17インチホイール、ボンネットとCピラーの新しいステッカー、専用シート刺繍とドアシルプレートを備え、ジープのタフさと個性を損なうことなく独自性を追求している

エントリーグレードとなるスポーツは、T270ターボフレックスエンジンと6速オートマチックトランスミッションを搭載。ジープトラクションコントロール+、6エアバッグ、フルLEDヘッドライトとLEDテールランプを標準装備する。オプションの「テックパック」では、新デザインの17インチホイールや自動ブレーキ、疲労検知、車線変更モニタリング、バックカメラ、7インチマルチメディアシステム、ワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlayなどが追加される。

昨年発売された「アルティチュード」グレードには、新色のジャズブルーが追加された。このグレードはオフロード志向のデザイン、専用ステッカー、専用仕上げの17インチホイール、ブラックルーフを特徴とする。内装では、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto対応の8.4インチマルチメディアディスプレイと7インチデジタルメーターを装備している。

「ロンジチュード」グレードには、キーレスエントリー&ゴーとリモートスタートが新たに追加された。専用仕上げの18インチホイール、冷却機能付きワイヤレス充電器、レザーシートとステアリングホイールも特徴となっている。

「サハラ」グレードには、フロントパーキングセンサーが新たに追加された。スラッシュゴールドカラー、専用トリム、バッジ、ドアシルプレートなどの専用アイテムに加え、パノラマサンルーフとアドベンチャーインテリジェンスも装備している。

「ウィリス」グレードは、セグメント内で際立つオフロード性能と、1940~1950年代のクラシックジープを思わせるスタイルで人気を博している。2026年モデルでも引き続き、このセグメントでの競争力となる4輪駆動システムを搭載する。ATR+タイヤにより、より過酷な地形での最大限のオフロード性能を追求する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 「アルテッツァジータの再来か?」レクサスの新型『ES』にワゴン導入の噂、SNSでは「夢がある」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る