その名も『オプカングー』カングー×ペットでオシャレに乗りこなす相棒的なデモカー登場

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025
トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025全 24 枚

2025年も5月10日に開催され、盛況のうちに幕を閉じた「ルノー カングー ジャンボリー 2025」。前日からあいにくの雨模様ではあったが、多くのカングーオーナーが元気に集まった。そのためか昼前には雨も止み、限定車がお披露目されるなどプログラムは予定通り進んでいった。

【画像全24枚】

そんなイベントをサポートするのが、ルノーカングー』を取り巻く人たち。メインステージを遠くから囲むように、飲食、スニーカー、自動車パーツなどのブースが会場に華を添える。その中で目を引いたのはトーヨータイヤで、ホワイトレターの人気を復活させた「OPEN COUNTRY」(オープンカントリー)をラインナップするタイヤメーカーだ。

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025

目を引く理由はそこにカングーが飾られていたから。その名は「オプカンGOO(グー)」。オープンカントリーを履いたカングーのデモカーとして誕生したシロモノだ。

オプカンGOOをプロデュースした、クリエイティブマネージャー 榊原夕子さんオプカンGOOをプロデュースした、クリエイティブマネージャー 榊原夕子さん

担当したのはTeam TOYO TIRES JPのクリエイティブマネージャー榊原夕子さん。オプカンGOOについて話を聞かせてくれた。

「カングーがベースなので、オシャレな感じのデモカーにしたかったんです。ちょっと遊び心を持った。なので、いつものタイヤメーカー的デモカーとは違う雰囲気にしました。どちらかというと女性向け。ボディカラーのブルーはフレンチ風に仕上げています」

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025

確かにブルーはこれまでと違うマット系を採用。それをペイントではなくラッピングで架装している。そしてそこに洋菓子をイメージして白いリボンを掛けたようなイラストが入る。よく見るとわかるが、この白はサテンがかっているのがポイント。近づくと上品な印象だ。それが蝶々結びをしているところが可愛らしい。リボンには「#オプカンGOO」の文字がしっかり入る。

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025

ホイールは17インチで、ホワイトに塗られたスチールホイールにメッキのセンターキャップカバーを付けている。60年代の西海岸のカルチャーを思い出す仕上がり。オプカンのホワイトレターに合わせた配色だそうだ。ルノーの純正アクセサリーの中に16インチのホワイトホイールがあるが、それとは別のデザインとなる。

また、ボディサイドやテールゲートにワンちゃんの足跡が貼られているのもオプカンGOOならではのあしらえ。今このプロジェクトの一環としてSNSで「#オプカンGOO」とともに「#オプカンペット」も立ち上げている。

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025

榊原さん曰く、「カングーオーナーの中にはワンちゃんをはじめペットとお出かけする方が多いと聞いていますし、カングージャンボリーのような場で実際に目にします。なので、そんな方々にもオプカンGOOの世界観を共感していただきたいと思って、ペットに関するデザインをあしらっています」

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025

確かにインテリアにもそれは見受けられる。シートに入るワンちゃんの刺繍は目を引くポイントだろう。イラストは専用アクセサリーに準じるがカラーはオリジナル。エクステリアの足跡から繋がるストーリーである。白いリボンから繋がる白系のシートもそう。色目が少なく上品にまとまっているのが素敵だ。

といった感じでこだわって作られたトーヨータイヤのオプカンGOO。今後はアウトドアイベントやペット関連のイベントに積極的に出展して展示するそうだ。なので、カングーオーナーはその都度お目にかかることになるだろう。もしかしたらさらにバージョンアップしているかも。

トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025トーヨータイヤ オプカンGOO…カングージャンボリー 2025

装着していたタイヤは発売されたばかりの「オープンカントリー H/T II」(エイチティーツー)で、見た目におしゃれなデザインと普段使いに嬉しい静粛性を兼ね備えた“ハイウェイテレーン”タイヤだ。サイズは前後とも205/55R17。カングーオーナーの方々、ご参考にどうぞ。

《九島辰也》

九島辰也

九島辰也|モータージャーナリスト 外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヤマハのネオレトロ『XSR900』、外装キットが国内20%超の装着率で「嬉しい誤算」その理由とは?
  2. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る