24時間無人レンタカー実現へ、那覇市で「鍵管理システム」の実証事業

スポサポレンタカー
スポサポレンタカー全 3 枚

スマートバリューは、MOVINが運営するレンタカーサービス「スポサポレンタカー」に「Kuruma Base」を提供し、鍵の受け渡しを無人化する実証事業を開始した。

【画像全3枚】

これに伴い、那覇市内の宿泊施設「那覇ウエスト・イン」に鍵管理機「SPLATS KEY」を設置した。

スポサポレンタカーは、業界初のスポーツチームと連携したラッピングレンタカーとして特徴的なサービスを展開している。広告収入を活用することで、従来のレンタカーより半額程度(12時間1500円~)での提供を実現している。また、コインパーキングやホテルを活用した無人出発・返却システムを導入し、24時間いつでも利用可能な利便性を提供している。

今回の実証事業では、レンタカー利用者がLINEで車両を予約すると二次元コードが発行され、それを鍵管理機にかざすことで予約した車両の鍵を受け取ることができる。これにより、スタッフを介さずに非対面・無人での鍵の受け渡しが可能となる。また、鍵の取り出し・返却に関するログを自動で記録・保存する機能も備えている。

宿泊施設内に鍵管理機を設置することで、チェックイン後や深夜早朝の時間帯でもスムーズなレンタカー利用を実現する。実証拠点は那覇ウエスト・インのホテル裏駐車場に設置され、24時間いつでも出発・返却が可能となっている。

スマートバリューは今後、スポサポレンタカーが展開する他拠点への鍵管理機能導入を支援していく予定だ。さらに、「Kuruma Base」とスポサポレンタカーの予約・管理システムとの連携強化も視野に入れており、システム間の統合による業務効率化と一元管理の実現を目指している。

「Kuruma Base」は、カーシェアリング事業者など、クルマのサービス化の事業を行っている事業者向けのプラットフォームサービス。クルマに接続する専用端末、クラウド上の管理コンソール、利用者向けスマートフォンアプリ、運用サポートサービスで構成されている。シェアリングニーズに応じて、鍵の受け渡し手法を選択できる点が特徴で、既存のレンタカーシステムへ鍵管理のみに特化した機能を提供できる。

この取り組みにより、レンタカー業界の人的コスト削減や非対面運用体制の構築が進み、MaaS(Mobility as a Service)アプリやサービスとの統合も視野に入れた展開が期待される。

《森脇稔》

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