ホンダは『CR-V』初のオフロード仕様「TrailSport(トレイルスポーツ)」を米国で発売した。『CR-V トレイルスポーツ ハイブリッド』の米国ベース価格は3万8800ドル(約553万円)となる。この発表にSNSでは、そのデザインに注目が集まったほか、国内導入を求める声が上がっている。
CR-V トレイルスポーツ ハイブリッドは、ホンダのベストセラーモデルであるCR-Vに、よりタフなデザインとオフロード走破性能が備わったモデル。専用のスタイリングとオールテレーン対応タイヤ、そして標準装備の四輪駆動システムが特徴だ。

外観デザインは、より攻撃的な18インチホイールデザインと、トレイルスポーツ専用のアッシュグリーンパールの外装色が採用されている。フロントフェイシアにはシルバースキッドガーニッシュ、リアバンパー下部にはトレイルスポーツ専用シルバーガーニッシュ、ピアノブラックのリアスポイラー、ブラックのドアハンドルとウィンドウ周り、そしてグリルとテールゲートにはオレンジ色の“TrailSport”エンブレムが装着される。
標準装備のコンチネンタルCrossContact ATRオールテレーン対応タイヤ(235/60R18)は、独自のシャークグレー18インチホイールに装着され、オフロードでのトラクションと耐久性を向上させながら、路上では静かで快適な走行を実現している。

室内では、フロントシートのヘッドレストに“TrailSport”ロゴが刺繍され、標準装備のオールシーズンラバーフロアマットにもロゴが型押しされている。さらに、足元、オーバーヘッドコンソール、ドアハンドルポケット、ドアトレイ、カップホルダーには琥珀色のアンビエントライトが設置されている。
CR-V トレイルスポーツ ハイブリッドには、ホンダリアルタイムAWD(インテリジェントコントロールシステム)、フロントシートヒーター、ステアリングヒーター、ムーンルーフ、10.2インチデジタルメーター、9インチカラータッチスクリーン、8スピーカーオーディオシステム、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto対応、ワイヤレス充電器、パワーテールゲートが標準装備されている。

X(旧Twitter)では、「かっこいい、トレイルスポーツロゴつけたい~w」「カラー良すぎる笑笑」「こいつでキャンプいけたら最高じゃろな~」など多くの注目を集めていた。
他にも「このまんま日本で売って欲しい笑」「やっとこの案が来た、日本未導入モデルを入れてくれ」といった国内導入を求める声も。「ホンダは二輪のオフロードイメージを四輪でも利用して良いんじゃないかな。もったいない。」といった声も見られた。
なお、CR-V トレイルスポーツ ハイブリッドは、米国インディアナ工場で生産される。現状では国内導入のアナウンスはないが、追加の情報に期待したい。