300万円台で手に入れられるホンモノの「M」、BMW『M 1000 XR』

BMW M 1000 XR
BMW M 1000 XR全 48 枚

BMWモトラッドの第3の「M」モデルとして登場したのが『M 1000 XR』だ。その名の通り4輪の高性能モデル『M3』などを手がける「BMW M」が、ツーリングバイク「S 1000 XR」をベースにサーキットも走れるスーパースポーツとして大幅チューニングをおこなった。

48枚の写真で見るBMW『M 1000 XR』

直列4気筒ガソリンエンジンには、バルブのリフト量とタイミングを変化させるBMWの「シフトカム」テクノロジーを採用。さらなる軽量化により、このセグメントで最高のパフォーマンスを追求。

BMW M 1000 XRBMW M 1000 XR

このエンジンは、ベースとなったS 1000 RR用に対して、最大出力は31hp引き上げられ、201hp/12750rpmを獲得する。最大トルクは11.5kgm/11000rpmだ。4速、5速、6速のギアがS 1000 XRよりもショートレシオになった。これにより、後輪のトラクションや加速力が向上している。

エアロダイナミクスの面では、サーキットでのさらなるラップタイム短縮と高速走行時の安定性を実現するため、フロントサイドパネルにウィングレットを装着した。およそ100km/hから発生するダウンフォースによって、前輪の荷重が増加する。220km/h走行時には、約12kg増加するという。空車重量は燃料満タン状態で223kgとした。オプションで、「Mコンペティション・パッケージ」を用意する。

BMW M 1000 XRBMW M 1000 XR

フロントエンドには、4重のウィングとしてデザインされた新しい M ウィングレットが装備された。パフォーマンス志向のエクステリアは、ブラックのボディにMカラーのライトブルー、ダークブルー、レッドを組み合わせたカラーコンセプトにも反映されている。

インストルメントクラスターには、M スタートアップアニメーションを採用した。赤色の速度域を拡大表示するのが特長だ。オプションとして、M GPSラップトリガーやM GPSデータロガーが選択できる。

BMW M 1000 XRBMW M 1000 XR

本場欧州ではツーリングバイクとして選ばれているというが、エンジン始動時から体に伝わる硬質なエギゾーストは、生半可な覚悟を寄せ付けない強者の雰囲気をまとう。あらゆる速度から瞬時に爆発する加速力、レーシングバイクのようなメカ感を感じさせる変速、そして車高が高く大柄ながらヒラヒラと旋回するハンドリングはまさに別次元。扱い次第ではジェントルな表情を見せるが、並のライダーではその真骨頂を味わうことは難しいだろう。

高い長距離走行性能とスーパースポーツのライディングダイナミクスを持ち、サーキットだけでなく公道でも使えるロングディスタンス・スポーツバイクを目指したという一台。価格は333万6000円からだが、ホンモノのMモデルを手にいれることができることを考えればバーゲンプライスと言えるかもしれない。

《宮崎壮人》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『シビックタイプR HRC』は2027年登場か…“究極のFF”が市販化の可能性
  2. 「惚れ惚れするほどカッコいい」ボルドー色のホンダ『プレリュード 2027 リミテッドエディション』に絶賛の声
  3. 新車で30万円以下から買える!「125ccスクーター」13選、スズキ・ホンダ・ヤマハを完全網羅
  4. トヨタ『シエンタ』次期型は2027年登場か---新開発1.5Lエンジン搭載
  5. レクサス『IS』に25周年記念車、専用グリーンと日本にない3.5リットルV6搭載…北米限定350台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
ランキングをもっと見る