巧妙化する車両盗難に勝つ! セキュリティの真実[音の専門店が頼りになる理由]

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。
「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。全 4 枚

日本全国各地で、「カーオーディオ・プロショップ」と呼ばれる“音の専門店”が活躍している。当連載では、彼らのバリューを1つ1つ明らかにしている。今回は彼らが「カーセキュリティ(車両盗難防止装置)」の取り付けも得意としていることについて深堀りしていく。

◆手口の巧妙化が進む車両盗難。基本的な対策ではもはや愛車を守れない!?

ところでここにきて、車両盗難が改めて問題となっている。なお実をいうと発生件数自体は2003年をピークに減り続けていて、2024年はピーク時の約1割以下にまで減少している。

ただし2020年以降は微増傾向にあり、下げ止まりが指摘されて久しい。そして今これが改めて問題となっているその心は、手口が巧妙化しているからだ。以前なら、キーを車両に残さないといった基本的な対処法が有効策と成り得ていたが、警察庁が今年の3月に発表した資料によると、被害にあった車両の約4台に3台が「キーなし」の状態だったとのことだ。つまり、対策が難しくなっているのだ。

このような状況を背景として、「カーセキュリティ」への関心が以前に増して高まっている。「カーセキュリティ」は高性能化が顕著で、車両盗難の最新の手口への対策もさまざま講じられている。なので、被害件数の多い人気高級車オーナーの間で特に、「カーセキュリティ」は必須アイテムとなりつつあるのだ。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。

◆“音の専門店”は、古くから「カーセキュリティ」を取り扱ってきた!

さて、そんな「カーセキュリティ」の取り付けはどこでやるのが良いのかというと……。さまざまなカー用品店やカーショップで取り扱われているけれど、その中でお薦めなのは実は、「カーオーディオ・プロショップ」だ。

ちなみに「カーオーディオ・プロショップ」の多くは、「カーセキュリティ専門店」としても活動している。実際彼らの多くは、これが日本にて使われることが多くなり始めた2000年代の初頭から主には海外製の「カーセキュリティ」の取り付けも専門的に行っていた。

というわけで“音の専門店”の多くが、古くからこれの取り扱いに慣れていて、さらには複雑化する車両盗難の実態にも、そして年々進化を遂げている「カーセキュリティ」についても知識を常にアップデートしている。「カーセキュリティ」に関しても、ノウハウを豊富に持っている。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:カーファイ<神奈川県>)。

◆“音の専門店”なら、確実に安全に機器を取り付け可能! ユーザーへの説明も的確!

“音の専門店”が「カーセキュリティ」の取り付けにおいても頼りになるポイントは、まだ他にもある。その筆頭に挙げるべきは、「車両の電気的な知識が豊富なこと」だ。というのも車両への電装品の取り付けにおいては、安全対策を怠るとトラブルが発生しやすく最悪車両火災へと発展しかねない。また最近のクルマは電気・電子的な仕組みが複雑化していて、後付けの電装品を装着すると純正の機能に影響が及ぶこともある。

しかし「カーオーディオ・プロショップ」は、そのあたりに関しても造詣が深く、無用のトラブルを避けられる。

さらに彼らは内装パネル類のバラシにも慣れていて、何ならパネル類の改造も朝飯前だ。「カーセキュリティ」の取り付けにおいてパネル類の改造が必要となることはまずないが、インテリア・カスタムの経験と技術は「カーセキュリティ」の取り付けにおいても生きてくる。

かくして“音の専門店”は、「カーセキュリティ」も確実で効果的に取り付けられて、ユーザーへの使い方の説明も的確に行える。

今回は以上だ。次回以降も“音の専門店”のバリュー解説を続行する。乞うご期待。

《太田祥三》

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