『シビック タイプR』に最終モデル、「アルティメット エディション」を40台限定で欧州発売

ホンダ『シビック タイプR』の最終モデル「アルティメット エディション」(欧州仕様)
ホンダ『シビック タイプR』の最終モデル「アルティメット エディション」(欧州仕様)全 8 枚

ホンダは、欧州向け『シビック タイプR』の最終モデル、「アルティメット エディション」を40台限定で発売すると発表した。欧州でのシビック タイプRの販売は2026年に終了予定。

欧州での『シビック タイプR』最終モデルとなる「アルティメット エディション」

28年間にわたる高性能ハッチバックの歴史を体現するこの特別モデルは、トレードマークのチャンピオンシップホワイトをベースに、ボンネットとサイドに象徴的なバッジと赤いデカールを配している。ブラックペイントのルーフに加え、ウイングスポイラーやドアステップガーニッシュなど、カーボン素材を随所に採用している。

内装では、センターコンソールパネルにもカーボン素材を使用し、ドアライニング、カップホルダー、センターコンソール、足元、シート下などに照明を追加している。フロントドアを開けると、タイプRのロゴプロジェクターが作動し、特別感を演出する。

購入者には、1から40までの番号入りエンブレムとカーボンキーリングが入った専用ギフトボックス、カスタムメイドのフロアマット、カーカバーが特典として付帯する。

シビック タイプRは1997年に日本で6代目『シビック』のハッチバックとして初登場し、その後5世代にわたって進化を続けてきた。レーシングスピリットに触発された高性能の伝統により、世界中に熱狂的なファンベースを築いている。

約30年間にわたり、シビック タイプRはドイツのニュルブルクリンク北コースをはじめ、世界各地のサーキットで前輪駆動車の量産車ベンチマークを何度も更新してきた。フランスのマニクール、ベルギーのスパ・フランコルシャン、ハンガリーのハンガロリンク、ポルトガルのエストリル、日本の鈴鹿、イギリスのシルバーストン、オーストラリアのマウント パノラマ バサーストでも同様の記録を達成している。

サーキットでの成功は、世界ツーリングカー選手権(WTCC)や世界ツーリングカーカップ(WTCR)などの地域シリーズにも及び、シビック タイプRはドライバーズタイトルやチームタイトルを獲得する人気の選択肢となっている。

欧州でのシビック タイプRの販売は2026年に終了予定。この「アルティメット エディション」はタイプRファンにとって究極のコレクションアイテムとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る