AI搭載車の開発期間を1年短縮、英Armが自動車メーカー向け「Zena CSS」発表

英Armの自動車メーカーがAI搭載車両の開発期間を大幅に短縮できる新プラットフォーム「Zena CSS(Compute Subsystems)」
英Armの自動車メーカーがAI搭載車両の開発期間を大幅に短縮できる新プラットフォーム「Zena CSS(Compute Subsystems)」全 2 枚

半導体設計大手のアーム(Arm)は、自動車メーカーがAI搭載車両の開発期間を大幅に短縮できる新プラットフォーム「Zena CSS(Compute Subsystems)」を発表した。

このプラットフォームにより、自動車メーカーは新車モデルの市場投入を最低1年早めることが可能になる。従来のシリコン開発には長期間を要し、車両の発売が遅れる要因となっていたが、Zena CSSは標準化された事前統合コンピュートプラットフォームを提供することで、開発サイクルを劇的に短縮するという。

Zena CSSは、チップ開発時間を最大12か月短縮し、プロジェクトあたりのシリコン工学作業量を最大20%削減する。これにより、自動車メーカーとシリコンプロバイダーは、音声・タッチインターフェース、デジタルコックピット体験、運転支援・自動化機能を搭載した新車モデルをより早く市場に投入できる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. ホンダ『ヴェゼル』の「RS」グレードを先取り!? インドネシアで新型『HR-V』発売
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 制限高さ1.85mの低いガード、元は道路ではなかった?…南千住~北千住
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る