「史上最速のキャデラック」欧州市場に投入へ、615馬力のEV『リリックV』

キャデラック リリックV
キャデラック リリックV全 12 枚

キャデラックは、初の電動Vシリーズモデル『リリックV』を欧州市場に投入する。ブランド史上最速の性能を誇るこのモデルは、6月中にドイツ、フランス、スイスで受注を開始する。

欧州市場に投入される「史上最速のキャデラック」

リリックVは615hp(460kW)のパワーと880Nmのトルクを発生するデュアルモーター全輪駆動システムを搭載。Velocity Maxモードを使用した場合、0から100km/hまでの加速を3.3秒で達成し、これまでで最もパワフルで最速の量産キャデラックとなる。

キャデラック リリックVキャデラック リリックV

91kWhのバッテリーを搭載し、WLTPサイクルで最大460kmの航続距離を実現する。190kWのDC急速充電器を使用すれば、約15分で159kmの航続距離を追加できるため、長距離移動でも安心だ。

性能面では、アダプティブ連続ダンピング制御と再調整されたマルチリンクサスペンション、クイックなステアリング比率、ローンチコントロールとコンペティティブモード、標準装備のブレンボ製パフォーマンスブレーキなどを採用している。

キャデラック リリックVキャデラック リリックV

リリックVの中核となるのは、ドライバーが加速、ブレーキ、ステアリングフィール、サスペンションの硬さ、サウンドデザインを細かく調整できるV-Modeだ。ステアリングホイールの専用Vボタンまたは33インチの曲面LEDディスプレイから操作できる。

技術面では、23スピーカーのAKGスタジオオーディオシステム、拡張現実ヘッドアップディスプレイ、次世代アクティブノイズキャンセレーションなどを搭載している。

キャデラック リリックVキャデラック リリックV

デザイン面では、Vシリーズバッジ、Vパターングリルメッシュ、22インチホイール、ボディ同色のロワートリム、標準の黒塗装ルーフなど、Vシリーズの血統を表現する大胆なスタイリングを採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る