グリーンNCAPとCATARC、自動車の環境影響評価で中欧協力を拡大

グリーンNCAPが中国自動車技術研究センター(CATARC)と共同で、中欧自動車カーボンフットプリント相互認証ワーキンググループを設立
グリーンNCAPが中国自動車技術研究センター(CATARC)と共同で、中欧自動車カーボンフットプリント相互認証ワーキンググループを設立全 1 枚

独立系自動車環境評価機関のグリーンNCAPは、中国自動車技術研究センター(CATARC)傘下の中国汽車炭素数字技術センターと共同で、中欧自動車カーボンフットプリント相互認証ワーキンググループを設立したと発表した。

この新しいワーキンググループの主な目的は、ライフサイクルアセスメント(LCA)計算の共通理解とルールを調和・開発すること。革新的な「1回の計算で複数認証」メカニズムを活用し、自動車メーカーの持続可能性報告業務の負担軽減と促進を図る。

ワーキンググループは、中国と欧州間でカーボンフットプリント管理システムの整合性を促進するため、「中欧自動車カーボンフットプリント算定・検証・相互認証ガイドライン」の草案を作成した。このガイドラインは、自動車バリューチェーン全体にわたるカーボンフットプリントデータ収集の包括的フレームワークを確立している。


《森脇稔》

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