「空飛ぶクルマ」価格は約3400万円、中国GACが量産モデルを世界初公開

GAC(広汽集団)初の量産型空飛ぶ車「GOVY AirCab」
GAC(広汽集団)初の量産型空飛ぶ車「GOVY AirCab」全 3 枚

中国の自動車メーカーのGAC(広汽集団)は、香港で開催された2025 International Automotive & Supply Chain Expoにおいて、同社初の量産型空飛ぶ車「GOVY AirCab」を世界初公開した。

中国GACが量産モデルを世界初公開した「空飛ぶクルマ」

GOVY AirCabは世界で初めて量産化されるマルチローター式飛行車両の1つで、広東-香港-マカオ大湾区では今年中に試験運用が始まる予定だ。2026年末までに顧客への納車が予定されている。

世界初の量産型無人マルチローター機であるGOVY AirCabは、ボディの90%以上に炭素繊維複合材料を使用する。動力、エネルギー、飛行制御、通信システムをカバーする多重冗長安全設計を採用し、25分間の急速充電とインテリジェントな低高度障害物回避を実現した。

GOVY AirCabは、低高度の文化・観光旅行に適している。「ワンタッチで安心できる旅行」をコンセプトに、低高度経済のエコロジー着陸を推進する。なお、予約価格は168万元(約3400万円)を超えないと発表されている。

《森脇稔》

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