メルセデスベンツが「トラックグランプリ」に参加、電動トラックなど出展…7月ニュルブルクリンクで開催へ

メルセデスベンツ『eActros 600』(右)と『Actros L with ProCabin』
メルセデスベンツ『eActros 600』(右)と『Actros L with ProCabin』全 4 枚

メルセデスベンツは、7月11日から13日にかけてドイツ・ニュルブルクリンクで開催される「トラックグランプリ」に参加すると発表した。

500平方mを超える展示スペースで、電動トラック『eアクトロス 600』、効率的な『アクトロス L with ProCabin』、パワフルな『Arocs Extentティッパー』を展示する。

トラックグランプリ2025は、単なるモータースポーツイベントを超えた内容となる。エキサイティングなトラックレースに加え、コンサート、トラッカーキャンプ、商用車業界最大の年次見本市など、家族全員が楽しめる多彩なプログラムが用意されている。

メルセデスベンツ『eActros 600』(右)と『Actros L with ProCabin』メルセデスベンツ『eActros 600』(右)と『Actros L with ProCabin』

eアクトロス 600は、メルセデスベンツの電動トラックの新たなフラッグシップモデルで、長距離輸送セグメントの脱炭素化に向けた重要な一歩となる。中間充電なしで500kmの航続距離を実現し、高いエネルギー効率でディーゼルトラックに代わるCO2フリーの選択肢を提供する。2024年11月にヴェルト・アム・ライン工場で量産を開始し、12月から顧客への納車が始まっている。

eアクトロス 600は、ヨーロッパ全域での集中的なテスト走行でその実用性を証明し、「インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー2025」を受賞した。この賞は業界で最も重要な賞で、ヨーロッパの商用車専門ジャーナリスト24名で構成されるインターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー(IToY)組織によって毎年授与される。

メルセデスベンツ『Arocs Extentティッパー』メルセデスベンツ『Arocs Extentティッパー』

新型アクトロス L with ProCabinは、空力最適化されたProCabinにより、効率性と運転席の快適性で新たな基準を設定している。80mm長いフロント部分とその他の設計最適化により、従来モデルと比較して最大3%の燃費向上を実現した。室内では、音声制御付きマルチメディアコックピットインタラクティブ2、アンビエント照明、快適な睡眠設備などの高品質装備を備えている。

Arocs Extentティッパーは、100台限定の特別仕様車で、印象的なデザインと建設現場での過酷な使用に対する最大の堅牢性を組み合わせている。独占的な機能、最新のマルチメディアコックピットインタラクティブ2、強力なユーロVI エンジンを搭載し、オンロードとオフロードの両方で最も厳しい要求に対応できる。

《森脇稔》

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