外装のへこみや錆をドライブスルーで判別、中古車流通の透明性向上へ双日が開発

第38回オートサービスショー2025で初披露した外装スキャナー
第38回オートサービスショー2025で初披露した外装スキャナー全 1 枚

双日は、プリファードネットワークス(PFN)と共同で、車両の傷やへこみ、さび、再塗装跡などの外装全体の瑕疵(かし)を判別するドライブスルー型の外装スキャナーを開発した。

2025年秋から中古車オークション大手のJU岐阜羽島オートオークションの車両検査レーンで実証実験を開始し、2026年春にサービス提供を予定している。

この外装スキャナーは幅5m、高さ3.6m、奥行き1.2mのゲート型で、既存の車両検査レーンに後付け可能だ。PFNのAI技術を活用し、光学カメラで車両の前後左右および上面を同時にスキャン。画像処理により傷やへこみ、さび、再塗装跡を視覚化し、モニター上で判別できる。


《森脇稔》

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