EVメーカーのポールスターは最新のOTA(無線)ソフトウェアアップデートを通じて、フラッグシップSUVの『ポールスター3』に新機能「アビーロード・スタジオ・モード」を搭載、革新的な音響体験を提供すると発表した。
新機能「アビーロード・スタジオ・モード」は、英ロンドンの伝説的な録音スタジオであるアビーロード・スタジオからインスピレーションを得た音響体験を車内で実現する。この機能はバウワース・アンド・ウィルキンス製オーディオシステムを搭載したポールスター3専用となっている。

アビーロード・スタジオ・モードでは、スタジオのコントロールルームやライブスペースの音響特性を再現した4つのプリセット「インティメート」「オープン」「エナジャイズド」「エクスパンシブ」に加え、ユーザーが自由に音響をカスタマイズできる「プロデューサー」モードを提供する。
インティメート・モードはスタジオのプロデューサー席にいるような親密な音響体験を、オープン・モードはアーティストと同じ空間にいるような臨場感を演出する。エナジャイズド・モードは活気に満ちた音響を、エクスパンシブ・モードは奥行きと迫力のあるサウンドを提供する。

これらのプリセットは全て、アビーロード・スタジオの熟練エンジニアが設計し、同スタジオの歴史的なEMI時代の機材からインスピレーションを得ている。各モードには専用の高解像度画像が用意され、車内の14.5インチタッチスクリーンに表示される。
ポールスター3のバウワース・アンド・ウィルキンス製オーディオシステムは、戦略的に配置された25個のスピーカーと1610ワットの出力、3Dサラウンドサウンド、ドルビーアトモス対応、アクティブロードノイズキャンセレーション機能を備えている。

アビーロード・スタジオ・モードは、盗難車両追跡機能やスマート充電スケジュール機能を含む、より大規模なOTAソフトウェアアップデートの一部として配信される。