ヒョンデグループの15車種に最高の安全性評価、2年連続で世界最多に…米IIHS

ヒョンデ・エラントラ
ヒョンデ・エラントラ全 5 枚

ヒョンデモーターグループの15モデルが、2025年米国道路安全保険協会(IIHS)の衝突安全評価で最高評価を獲得したと発表した。これにより、同グループが2年連続で世界の自動車グループ中最多の受賞数となった。

今回は、ヒョンデ、キア、ジェネシスの3ブランドの合計15モデルが、トップ・セーフティ・ピック(TSP)またはトップ・セーフティ・ピック・プラス(TSP+)の評価を獲得した。

具体的には、ヒョンデ『エラントラ』、『ソナタ』、キアの『K4』が最高評価のTSP+を獲得した。既存のTSP+受賞モデルには、ヒョンデ『アイオニック5』、『アイオニック6』、『コナ』、『ツーソン』、『サンタフェ』、ジェネシスの『GV60』、『エレクトリファイドGV70』、『GV70』、『GV80』、キアの『EV9』、『テリュライド』が含まれる。ジェネシスの『G90』はTSP評価を保持している。

2025年のIIHS評価では、後部座席乗員保護の基準が厳格化された。新たなモデレートオーバーラップ前面衝突試験では、後部座席に12歳の子どもや小柄な女性を模したダミーを搭載し、負傷リスクをより現実的に評価する。この試験でTSP+を得るには「良好」評価が必要で、TSPには「許容」評価が求められる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. 復活の『コブラ』販売へ、英ACカーズが米国市場に本格参入
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る