キア史上最速『EV6 GT』に改良新型、641馬力で0-100km/h加速3.5秒

キア『EV6 GT』改良新型
キア『EV6 GT』改良新型全 5 枚

ヒョンデ傘下のキアは、高性能EV『EV6 GT』改良新型の価格と仕様を英国で発表した。キア史上最速の加速性能を持つこのモデルは、5万9985ポンド(約1180万円)からの価格設定で、従来モデルより2690ポンド(約53万円)安くなっている。

改良新型EV6 GTは、前世代比8.5%大きい84kWhのバッテリーパックを搭載し、WLTP基準で最大279マイルの走行距離を実現している。全輪駆動のデュアルモーター構成により、最高出力641hp、最大トルク770Nmを発生し、前モデルから64hp、30Nm向上した。これにより0-100km/h加速は3.5秒、最高速度は259km/hに達する。

キア『EV6 GT』改良新型キア『EV6 GT』改良新型

キア初となるバーチャルギアシフト技術を搭載している。この技術は6速パドル操作のトランスミッションをシミュレートし、視覚的、聴覚的、触覚的な手がかりを提供することで、より魅力的で楽しい運転体験を実現する。

専用のGTモードでは、ステアリングホイールのネオングリーンボタンで起動でき、ステアリングレスポンスを鋭くし、最大パワーとトルクを解放する。12.3インチのドライバーディスプレイもネオングリーンの専用テーマに変更される。

キア『EV6 GT』改良新型キア『EV6 GT』改良新型

充電性能も向上しており、350kW充電ステーションでは10-80%の充電が18分で完了する。800V技術により、大容量バッテリーにもかかわらず最大258kWの充電性能を実現している。

快適性の面では、サスペンションが微調整され、クルージング時の乗り心地が向上している。また、遮音材の追加や空力性能の改善により、ロードノイズや風切り音が低減されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る