三洋貿易は、日本電気自動車レース協会(JEVRA)が主催する電気自動車レースシリーズ「全日本EV-GPシリーズ」において、6月28日開催の袖ケ浦大会に参加する。
同社は、自社製品である高速バッテリー診断機「EverBlüe Drive ETX010」を用いて、出場車両のレース前後のバッテリー健康状態(SOH)を診断する。診断機は2025年1月に発売され、EV・PHEVのバッテリー劣化を約30秒で簡単に測定可能で、重さは750グラムと携帯性に優れている。
当日は希望者にも診断を実施し、バッテリーの状態を把握できる機会を提供する。三洋貿易はこの取り組みを通じて、バッテリーのエコサイクル確立と電動車の新たな価値創造に貢献することを目指す。
三洋貿易は1947年に設立。ファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で製品とサービスの輸出入・販売を手がける専門商社だ。スローガンは「Quest for Next = よりよい未来(最適解)を探求する」。高付加価値商品と技術サービスを通じて社会課題の解決と人と地球の笑顔づくりを目指している。