ブラックベリー「QNX」とベクター、SDV向け基盤ソフトプラットフォーム共同開発へ

ブラックベリーのロゴ
ブラックベリーのロゴ全 1 枚

ブラックベリーの子会社のQNXとベクターは、ソフトウェア定義車両(SDV)の開発を加速し、車載ソフトウェア統合の複雑性を軽減する次世代ソリューション「基盤車両ソフトウェアプラットフォーム」の共同開発・提供に関する覚書(MoU)を締結した。

この基盤車両ソフトウェアプラットフォームは、ベクターの安全ミドルウェア技術とQNXの安全認証済みオペレーティングシステムを組み合わせた戦略的コラボレーションの成果。QNXとTTテックオートの既存統合の一環として、TTテックオートの決定論的時間トリガー型スケジューリングアルゴリズム「モーションワイズスケジュール」も組み込み可能で、プラットフォームコンポーネントとアプリケーションのスケジューリングにより多くの柔軟性と選択肢を提供する。

プラットフォームは、現代の車両における電子制御ユニット(ECU)全体でのアプリケーション開発と展開のための軽量で信頼性が高く最適化されたコアとして機能するよう設計されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. ホンダのアドベンチャー・スクーター『ADV160』とその実力は?…10月のモーターサイクル記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る