ボッシュ、電動アシスト自転車向けABSを進化…シマノとの新パートナーシップで

ボッシュの電動アシスト自転車向けABS
ボッシュの電動アシスト自転車向けABS全 4 枚

ボッシュは、シマノとの新しいパートナーシップにより、電動アシスト自転車向けABSを進化させた。マグラとTRPからの追加互換ブレーキモデルと合わせて、eバイクライダーはより多くの選択肢を得ることになる。

【画像全4枚】

同時に、最適化されたABSソフトウェアにより、ブレーキ時の制御性が大幅に向上している。

新しいパートナーシップにより、ボッシュeバイクABSとeバイクABSプロが初めてシマノのブレーキと互換性を持ち、最適にマッチングされた。特に要求の厳しいeMTBファンがこの恩恵を受ける。最新のXTR(BR-M9220)とシマノDEORE XT(BR-M8220)モデルは、ABSプロと組み合わせることで、妥協のないトレイルライドを可能にする。

シマノのブレーキは他のeバイクカテゴリーでも使用されており、シティeバイクからトレッキングeバイク、eMTBまで幅広い。シマノBR-MT420とシマノBR-MT200モデルも、ボッシュeバイクABSと互換性を持ち、追加の制御性と優れたライディング体験を提供する。

ボッシュeバイクシステムズは、既存のABSパートナーとの互換ブレーキポートフォリオも拡大している。マグラは要求の厳しいマウンテンバイカー向けにマグラグスタフエリートを、都市部での使用に特化して開発されたマグラルイーズエリートを発表した。

両ブレーキともボッシュeバイクABSと互換性がある。TRPは新しいTRP EVOプロでラインナップを補完し、ボッシュeバイクABSプロを搭載したeMTBライダーの要求に特化したブレーキを提供している。

ボッシュはABSソフトウェアをさらに最適化し、ブレーキ圧力をより精密に制御できるようにした。ドライブユニット内の新しいセンサーがeバイクの傾斜をより正確に測定し、eバイクABSが転倒リスクをより精密に計算できるようになった。これにより、ボッシュeバイクABSはブレーキ距離をさらに短縮できる。新しい統合センサーにより、リアホイールのセンサーディスクが不要になり、よりクリーンなデザインも実現している。

《森脇稔》

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