レクサスとプレミアム充電アライアンス(PCA)の急速充電ネットワークの相互利用サービスについて、当初予定していた7月の開始時期を、2026年3月に延期したと発表した。
これは、PCA側の海外サプライヤーによる開発遅延が原因。PCAはポルシェ、フォルクスワーゲン、アウディの各ブランドがディーラーネットワークを中心に展開するオーナー向けのプレミアム充電サービスだ。利用開始日が確定次第、改めて公表するとしている。
レクサスは独自の「レクサス充電ステーション」の展開も進めている。このステーションでは、事前予約が可能で、充電中の待ち時間にさまざまなサービスを利用できる。現在、東京、軽井沢、大阪、名古屋、福岡に設置されている。
レクサスは2030年までに日本全国で100か所を超えるレクサス充電ステーションの展開を目指している。また、近隣の商業施設とも連携し、充電時間を有意義に過ごせるよう工夫を凝らしている。
この取り組みは、レクサスが推進する「LEXUS Electrified Program(LEP)」の一環だ。LEPは、BEVに関する顧客の不安や困りごとをサポートし、レクサスならではの価値を提供することを目的としている。