ホンダは、栃木県真岡市で2027年度の稼働を目指していた次世代燃料電池モジュール専用生産工場について、計画の見直しを決定したと発表した。同社は真岡市にある旧パワートレインユニット製造部の敷地・建屋を活用し、自社開発の次世代燃料電池モジュールを生産する専用工場を年間3万基の生産能力で2027年度に稼働させる計画で準備を進めてきた。しかし、世界的な水素市場の環境変化を受け、生産能力の下方修正および稼働開始タイミングの後ろ倒しをする方向で事業計画を見直すことを決定した。