三菱ふそうバス・トラックは6月26日、バス4車種の室内後写鏡について、設計検討不足のためワンマンバスの構造要件に抵触するおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2010年3月8日~2025年2月26日に製作された『エアロエース』、『エアロスター』、『エアロミディ』、OEM供給である、UDトラックス『スペースランナーA』の4車種、32型式、計3024台。
室内後写鏡において設計検討が不十分なため、構造要件に適合するための有効寸法300mm未満の物がある。そのためワンマンバスの構造要件に抵触するおそれがある。
改善措置として全車両、有効寸法が法規に適合した室内後写鏡(凸面鏡)に交換する。
不具合の発生件数は0件、事故は起きていない