日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは2025年上半期(1~6月)の米国販売実績を発表した。販売台数は2万5492台となり、前年同期比で9%減少した。
減少の主な要因は、『QX50』と『QX55』の供給減少によるもので、これは一時的な生産調整の影響だ。一方で、『QX60』と全面改良された最上位SUV『QX80』新型は好調な売れ行きを見せており。両モデルとも第2四半期で前年同期比増を記録した。
特に注目すべきは新型QX80の好調ぶりで、第2四半期の販売台数は前年同期比28%増、6月単月では53.7%の大幅増となった。上半期累計では47.1%増の6936台を販売し、同モデルとして過去最高の上半期実績を達成した。今年後半には新グレード「QX80 SPORT」の投入も予定されている。