ヤマハ発動機は7月2日、グリーンスローモビリティ(電動カート公道仕様)などの座席ついて、燃焼試験の基準より速い速度で燃焼するとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは 2014年11月21日~2025年4月16日に制作された『AR-04』、『AR-05』、『AR-07』、『YG-M』など10車種の計220台。
座席の座面及び背もたれの内装材において、表皮の内側にある防水フィルム、及びウレタン材の一部の材料選定が不適切なため、燃焼試験の基準より速い速度で燃焼する。そのため、保安基準に適合しない。
改善措置として、全車両、座席の座面及び背もたれを対策品に交換する。
不具合、事故ともに発生していない。