フォルクスワーゲングループ傘下のMANは、商用車『TGE』向けの新たなボディバリエーションとして、メイラー製のTRIGENIUS3方向ダンプとBE-Combi製のボックスボディ付きセミトレーラーコンビネーションを追加したと発表した。
これにより工場出荷時のボディオプションは13種類となった。
革新的なコンセプトのBE-Combiは、車両総重量3.5トンのMAN TGEと3.5トンのトレーラーを組み合わせたシステムだ。ボディメーカーのBE-Combiが、TGEをサブフレーム、フィフスホイール、エア供給ユニット、インテリジェントブレーキシステムを備えたトラクターユニットに改造する。これにユンゲ製の軽量ボックス、テールリフト、ルーフスポイラーを装備したBE-Combiの3500PLUS単軸トレーラーが組み合わされる。
このセミトレーラーコンビネーションの最大の特徴は、総重量7トンでありながらBE免許での運転が可能な点だ。Cクラス免許は不要で、積載量約2650kg、最大28立方mの荷室容量を実現し、ユーロパレット10枚の輸送が可能だ。7.5トントラックの代替案として位置づけられている。