水素燃料電池搭載大型トラックが第2世代に、航続850km…米CenntroがEPA認証取得

Cenntroの第2世代水素燃料電池クラス8セミトラクター『BM860H』
Cenntroの第2世代水素燃料電池クラス8セミトラクター『BM860H』全 1 枚

電気商用車メーカーのCenntroは7月8日、第2世代水素燃料電池クラス8セミトラクター『BM860H』を開発し、米国環境保護庁(EPA)の認証を取得したと発表した。

Cenntroの完全子会社のバイソンモーターズが開発したBM860Hは、前世代モデルをベースに主要性能を向上させた。車両は210kWの水素燃料電池システムを搭載し、フル積載時の推定航続距離は最大528マイル(約850km)を実現する。急速水素補給機能を備えながら、ゼロエミッションを達成している。

BM860Hは連邦自動車安全基準(FMVSS)の全ての適用要件を満たし、EPA認証を取得済みである。カリフォルニア州大気資源局(CARB)の認証は現在審査中となっている。


《森脇稔》

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