ヒョンデがグリーン水素技術の研究開発拠点、「HTWOイノベーションセンター」をインドに設立へ

ヒョンデがグリーン水素技術分野の研究開発拠点「ヒョンデHTWOイノベーションセンター」を設立
ヒョンデがグリーン水素技術分野の研究開発拠点「ヒョンデHTWOイノベーションセンター」を設立全 1 枚

ヒョンデは7月8日、インド工科大学マドラス校(IITマドラス)およびガイダンス・タミルナドゥと提携し、グリーン水素技術分野の研究開発拠点「ヒョンデHTWOイノベーションセンター」を設立すると発表した。

タミルナドゥ州産業・投資促進・商務大臣のT.R.B.ラジャー氏によって発表されたこのセンターは、州政府の支援を受けて設立され、チェンナイ・タイユールのIITマドラスのディスカバリー・サテライトキャンパス内に設置される。

このマイルストーンは、HMILがインドにおけるグリーン水素イノベーションの先駆けとして行う100億ルピーのコミットメントの次の段階を示している。この資金は、HMILがCSRイニシアチブの一環としてヒョンデモーターインディア財団(HMIF)を通じて部分的に提供するもので、クリーンエネルギーの推進とインドにおける持続可能なイノベーションの促進に対するヒョンデの取り組みを示している。

IITマドラスは、タイユールのディスカバリーキャンパスに6万5000平方フィートの広大なエリアに広がるこのセンターを擁し、先進的な計算および実験研究室を備える。水素インフラのデジタルツインの開発、カスタマイズされたテストリグと製造ラインとともに、電解装置と燃料電池のパイロットレベル評価を行う。また、産業規模製品のコンテナ化されたパイロット実証機のテストゾーンも設置される。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  3. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  4. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る