電源モジュール大手の米バイコー、SDV時代の電源ソリューション出展へ…人とくるまのテクノロジー展2025 NAGOYA

Vicorの車載グレード電源モジュールBCM6135(左) DCM3735(右)PRM3735(中)
Vicorの車載グレード電源モジュールBCM6135(左) DCM3735(右)PRM3735(中)全 1 枚

米国の電源モジュール大手バイコーの日本法人は、7月16日から18日まで愛知県国際展示場で開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 NAGOYA」に出展する。

7月17日には、同社プリンシパルアプリケーションエンジニアの羽岡哲郎氏が出展社セミナーに登壇し、「バイコーモジュールで構成するSDV時代の車両電源アーキテクチャ」と題したセミナーを講演する。セミナーでは、車両電源システムの基幹部品となる同社の車載モジュールについて解説するほか、新設計の車載DC-DCユニット試作機の実物展示を行い、ユニット内のメカニカル構造についても詳しく説明する予定だ。

また、会期中は「48V×ゾーンアーキテクチャ:車載電源の最前線」と題したショートプレゼンテーションを3回実施する。マウザーエレクトロニクスとの共同出展ブースで行われる。

7月30日まで開催されるオンラインステージでは、同社シニアアプリケーションエンジニアの月元誠士氏が「ゾーン型電気・電子アーキテクチャのメリットを最大限に引き出す、バイコーの最新電源ソリューション」をテーマにオンラインセミナーを公開する。このセミナーでは、48V化配電のメリットとデメリット、ゾーンアーキテクチャでの配電ネットワーク最適化について解説する。

バイコーは高性能電源モジュールのリーディングカンパニーとして、電力源から負荷点まで高い電力密度と高効率を実現する電力供給ネットワークを、モジュールで構成する電源システムソリューションによって提供している。同社の特許技術である高周波DC-DC電力変換テクノロジーは、自動車市場に適している。

《森脇稔》

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