日産自動車は18日、神奈川県が実施する次世代型太陽電池の早期普及に向けた実証事業「次世代型太陽電池普及促進事業費補助金1」の助成先に選出されたと発表した。2025年10月より日産神奈川販売のR1東戸塚店で実証実験を開始する。
次世代型太陽電池は、「薄くて、軽くて、曲げられる」という特長を持ち、従来の太陽電池では難しかった場所への設置が可能となるため、今後、太陽電池の主流となることが期待されている。
日産は、PXP(神奈川県相模原市)が現在開発中の次世代型太陽電池を日産販売店に設置し、環境配慮型店舗導入や発電電力の活用方法を検討する実証実験を行う。この実験では、次世代型太陽電池の特長を活かし、店舗の窓や屋外の円柱部分に設置する。
発電した電力は、発電量等のデータを分析しながら、店内ディスプレイ(発電量表示など)やスマートフォン充電器、自動販売機の作動電力として利用する。
