注目モデルをチェック! フランス発「フォーカル」の場合[サウンドユニット・選択のキモ…サブウーファー編]

フォーカル・SUB 30 KXE
フォーカル・SUB 30 KXE全 3 枚

音楽は、良い音で聴けた方が楽しい。ノリが良くなり、感動力もアップする。そのためにはサウンドシステムのバージョンアップが必要だ。当連載では、それを実行に移そうとするときに役立つ製品選択法を解説している。現在は「サブウーファー」の選び方を説明している。

【画像全3枚】

◆上位5ラインにて、フロント用スピーカーに加えて「サブウーファー」も用意!

今回からは、注目モデルをブランドごとに紹介していく。まずはフランス発の世界的なスピーカーメーカー、「フォーカル」のラインナップを見ていく。

ちなみにフォーカルは、カー用のみならずホーム用のスピーカーも手掛けていて、ともに超ハイエンドモデルからエントリー機まで多彩に展開し、幅広いニーズに対応している。

カーでは、スーパーハイエンドラインの『ユートピア ビー ウルティマ』から車種専用のトレードインスピーカーまでを揃えていて、上位5ラインにてそれぞれフロント用スピーカーに加えて「単体サブウーファー」もラインナップする。

ただし、『ユートピア・ビー・ウルティマ』のみ、サブウーファーの単体発売は行われていない。同ラインは、ツイーター、ミッドウーファー、サブウーファーの3ウェイセットのみでシリーズが完結している。

◆『ユートピア M』ではサブウーファーは1機種のみ。しかし…

なぜならユートピア ビー ウルティマは、フォーカルのカー用スピーカーの象徴的な存在であるからだろう。3ウェイの各ユニットには同社が持てる技術の粋が注入されていて、セットで使うことでこれだからこその美麗サウンドを体感できるというわけだ。

一方、2ndグレードの『ユートピア M』以降のラインでは、単体サブウーファーは1ピース単位で購入できる。

では、どのようなモデルがあるのかを見ていこう。まず『ユートピア M』には、サブウーファーは1機種がある。機種名は『SUB10WM』(税込価格:17万6000円)で、口径はスタンダードな25cmだ。

なお、あくまでも「ウーファー」という扱いながら20cm口径の薄型スピーカー『8WM』(税込価格:15万9500円)もラインナップされていて、これをサブウーファーとして使うのもアリだ。実際、当機はペア販売ではなく1ピース販売となっており、サブウーファーとしても使えるようになっている。

◆『K2 パワー EVO』では実力機を、『フラックス EVO』では使いやすいモデルを用意!

そして、3グレード目の『K2 パワー M』にも単体サブウーファーが用意されている。しかし当ラインは少数精鋭の編成なので、ツイーター、ミッドレンジ、ミッドウーファー、そしてサブウーファーまで、それぞれ1モデルずつが名を連ねている。

なお、そのサブウーファーは異色の存在だ。145mmという小口径モデルでミッドウーファーよりもさらに小さい。にもかかわらず、再生周波数帯域は35Hz~250Hzを担保している。

そうして代表シリーズである『K2 パワー EVO』には、単体サブウーファーは計3機種用意されている。同シリーズには小口径モデルはなく、25cmモデル、25cm薄型モデル、30cmモデルがそれぞれ1ピース単位で販売されている。

そして、次に控える『フラックス EVO』シリーズでは大口径モデルが省かれ、20cmモデル、20cm薄型モデル、25cmモデル、25cm薄型モデルの4機種が用意されている。

今回は以上だ。次回も注目モデルを紹介予定だ。お楽しみに。

《太田祥三》

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