日立建機は、ホイールローダ「ZW-7」シリーズのラインアップを拡充し、中型ホイールローダ『ZW250-7』の受注を開始した。
標準バケット容量3.7立法m、運転質量2万0230kgで、年間40台の販売を目標とする。砕石、製鉄、産業廃棄物処理、リサイクルなどの業種での需要を見込んでいる。
ZW250-7は、積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、燃費効率と操作性の向上を実現した。従来機種に比べて作業量あたりの燃料消費量を10%低減する。これにより、アクセルとブレーキの複合的な操作が減り、オペレータは積み込み作業に集中できる。