HKS田口勝彦選手、全日本ダートトライアル選手権で3連覇…495馬力のランエボ操る

田口勝彦選手と「HKSランサーエボリューション(CZ4A)」
田口勝彦選手と「HKSランサーエボリューション(CZ4A)」全 1 枚

エッチ・ケー・エス(HKS)が、2025年シーズンの全日本ダートトライアル選手権D2クラス第6戦で優勝し、シリーズチャンピオンを獲得した。2023年から3年連続でのシリーズ制覇となる。

参戦車両は自社開発の「HKSランサーエボリューション」(CZ4A)で、ドライバーは田口勝彦選手が務めた。車両は4B11改エンジンにHKS 2.2Lキットを搭載し、最高出力495psを発揮する。

HKSは2023年より本格的にシリーズ参戦を開始。初年度から横転や車両破損などの困難を乗り越え、チーム力と技術力を結集して3連覇を達成した。

同社はこれまでツーリングカー選手権やドラッグレース、ドリフト競技、サーキットタイムアタックなど様々なモータースポーツ活動を展開してきた。

ダートトライアル参戦の目的は、若手エンジニア・メカニックの育成および製品開発への技術フィードバック。厳しい競技環境で得た知見を製品開発に活かし、顧客により高品質な製品を提供することを目指している。

2025年より、Dクラスに二輪駆動車のD1クラスが追加され、従来の四輪駆動車クラスはD2クラスに改称された。HKSは今シーズン残り2戦を控え、さらなる技術開発に取り組んでいる。

《森脇稔》

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