ヨシムラジャパンがブレーキレバーガードをリニューアル。Φ16の汎用モデルのほか、『GSX-R1000/R(17-)GSX-8S/R』用、『ハヤブサ』用、カワサキ車用の4種類で販売され、価格はいずれも1万4300円(税込)。レッドとスレートグレーの2色が用意されている。
ブレーキレバーガードは、他車との接触などによるブレーキの誤作動を防ぐため、近年のレースレギュレーションでは装着が義務付けられているセーフティーパーツだ。レースシーンで培われた実用性をもとに開発された、レーシングスペックのプロダクションパーツとなる。

バーエンドから伸びるベースパーツはアルミ削り出しで高剛性を確保。レバー部には樹脂パーツを採用し、ヨシムラレーサーと同様の独自のフォルムを踏襲した。ヨシムラレーサーで実際に使用されているレバーガードと同様の製作方法に加え、焼結方式の3Dプリンター技術を採用。設計自由度を高めつつ、精緻かつ一体感のあるパーツ成形を実現した。
アルミと樹脂のハイブリッド構造により、強度と軽量化を両立。また万が一の破損でも各パーツの交換が可能となっている。Φ16の汎用モデルではハンドルバー内径16~18.7mmに対応しており、幅広い車種への装着が可能。ハンドルの振動を軽減するウェイト式インナーパーツを採用している。


ハンドルバーからアーム先端までの長さは2ポジションから選択可能で、車種によっては純正インナーウェイトを取り外す必要がある。なお、レースで使用する際は、各レースレギュレーションを確認する必要がある。