ビュイックの新エネ車ブランド「至境」、初のレンジエクステンダーEVは純電動航続302kmに

ビュイックと上海汽車の新エネルギー車ブランド「至境」初のレンジエクステンダーEVセダン『L7』
ビュイックと上海汽車の新エネルギー車ブランド「至境」初のレンジエクステンダーEVセダン『L7』全 2 枚

GMのビュイックブランドは、上海汽車と立ち上げた新エネルギー車ブランド「至境」初のレンジエクステンダーEVセダン、『L7』の性能データを発表した。

L7はEV走行距離で同クラス最長となる302kmを実現。さらに同クラスをリードする0.5リットル/100km(20km/リットル)の総合燃費、同クラス最速の5.9秒での0-100km/h加速性能を達成している。

複数の革新的技術により、超長航続距離、超低燃費、航続1000km以上の電動体験を可能にしたとアピールする。

GMの世界的なレンジエクステンダー技術の豊富なノウハウを活用し、至境L7は全スタック自社開発のレンジエクステンダーシステムを搭載。新開発の40.2度オートエナジー電池を採用し、CLTC純電動航続距離は302kmに達する。エンジン併用の総合航続距離は1400kmを軽々と超える。

ビュイックと上海汽車の新エネルギー車ブランド「至境」初のレンジエクステンダーEVセダン『L7』ビュイックと上海汽車の新エネルギー車ブランド「至境」初のレンジエクステンダーEVセダン『L7』

都市部の通勤では一回の充電で、5日間の通勤が可能。都市間移動ではエンジン併用により1000km以上の長距離移動も安心だ。

至境L7は同クラス最大出力252kWの高性能電動機を装備。先進的なレンジエクステンダーユニットには、1.5リットルターボエンジンを含み、115kWのパワーと230Nmのトルクを発揮する。

0-100km/h加速は5.9秒、3.0リットル V6ガソリンエンジンに匹敵するスムーズで力強い動力性能と、純電動に近い超低エネルギー消費を両立したとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る