「柔」か「極」か、ショーワチューニングが『GR86』用の新型サスペンション2モデルを同時発売

トヨタ『GR86』用COMFORT Evolution -柔-
トヨタ『GR86』用COMFORT Evolution -柔-全 4 枚

オリジナルサスペンションのショーワチューニングから、トヨタ『GR86』(ZN8 2021年10月~)用のサスペンションキット2モデルが7月30日より販売開始された。

今回発売されたのは、快適性を重視した「COMFORT Evolution -柔-(やわら)」と、スポーツ走行に対応した「SPORTS Evolution -極-(きわみ)」の2種類。

トヨタ『GR86』用COMFORT Evolution -柔- 装着例トヨタ『GR86』用COMFORT Evolution -柔- 装着例

「COMFORT Evolution -柔-」は、車高を変えることなく快適な乗り味を実現するサスペンションキットで、AT/MT共通・価格は13万7500円(税込)。車高ダウン量は前後ともに0mmで、スプリングレートはフロント18.9N/mm・リア32.0N/mmに設定されている。

GR86本来のハンドリングとスタビリティを保ちながら、ゆったり感と安定感を提供。前後左右上下の車両挙動バランスを極め、粘りのある柔らかさを実現している。

トヨタ『GR86』用SPORTS Evolution -極-トヨタ『GR86』用SPORTS Evolution -極-

一方、「SPORTS Evolution -極-」は、サーキット走行にも対応するハイエンドモデルで、MTのみ対応・価格は16万5000円(税込)。車高ダウン量はフロント約10mm・リア約5mmで、スプリングレートはフロント35.0N/mm・リア44.0N/mmと、よりスポーツ志向の設定となっている。

最大の特徴は、電子制御に頼ることなく減衰力を可変する「SFRD(周波数応答式可変ダンパー)」を採用していること。路面からの入力や車速変化、ステアリング操作により発生するダンパーの作動周波数に応じて、減衰力は自動的に連続可変される。

ザラメ路や凹凸の激しい荒れた路面では入力をソフトにいなして快適性を確保し、コーナリング時やスポーツ走行では粘りを持ちながらも軽快なフットワークを実現。「しなやか」と「スポーティ」という相反する性能の両立を可能にしている。

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る