ジェネシスの新型ハイパーカー、V8ツインターボエンジンの始動に成功…2026年WEC参戦へ

ジェネシスの新型ハイパーカー『GMR-001』のV8ツインターボエンジン
ジェネシスの新型ハイパーカー『GMR-001』のV8ツインターボエンジン全 6 枚

ジェネシス・マグマ・レーシングが開発中のハイパーカー『GMR-001』が、フランスのル・カステレで初のエンジン始動に成功した。車体にエンジンを搭載した状態で行われた。

【画像全6枚】

同チームは2026年のFIA世界耐久選手権(WEC)参戦を目指しており、今回の成功は予定通りのスケジュールで達成された。ル・マン24時間レース終了直後から始まった開発車両の製造作業は、オレカの工場で経験豊富な技術者らによって進められた。

ジェネシスの新型ハイパーカー『GMR-001』のV8ツインターボエンジンジェネシスの新型ハイパーカー『GMR-001』のV8ツインターボエンジン

エンジンの搭載と始動は開発プロセスの重要なポイントとなった。V8ツインターボエンジンは7段変速機の全ギアで回転域テストを実施し、ハイブリッドシステムも正常に動作することが確認された。エンジンからバッテリーへの充電と、そのエネルギーをリアドライブシャフトに送る機能も実際のレース状況と同様にテストされた。

エンジン開発は2024年6月にヒョンデ・モータースポーツのパワートレイン部門が開始し、同社のWRC優勝マシンのエンジンをベースに設計された。2月にエンジン単体での初回始動に成功して以来、数か月間にわたってダイナモテストを実施し、性能と効率のシミュレーション検証を行ってきた。

ジェネシスの新型ハイパーカー『GMR-001』ジェネシスの新型ハイパーカー『GMR-001』

GMR-001シャシーへのエンジン搭載により、次の開発段階への道筋が開かれた。初回走行テストは8月末に予定されており、ジェネシス・マグマ・レーシングとオレカの緊密な協力により、厳しい開発スケジュールに沿って作業が進められている。

現在も車両製造の最終段階が継続されており、テスト開始に向けた第1号車の完成後は、2026年シーズンのホモロゲーション開始前にGMR-001の開発を加速するため、さらなるシャシーの製造に焦点を移す予定だ。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界一背が低い4ドア車として登場した、初代『カリーナED』【懐かしのカーカタログ】
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. “バッテリー上がり”は通年で起こり得る。もしものときの頼れる新基軸「ジャンプスターター」を公開![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る