ホンダは1日、トクヤマ、三菱商事と共同で「副生水素と車両からのリユースを想定した定置用燃料電池電源のデータセンター向け実証」を山口県周南市で開始し、実証サイトの開所式を開催したと発表した。
本実証は、2023年6月にNEDOの「水素社会構築技術開発事業」として採択されたもので、3社が検討・準備を重ねてきた。
実証では、トクヤマが苛性ソーダ製造で生成する副生水素を活用し、ホンダが燃料電池自動車からのリユースを想定して開発する定置用燃料電池電源から、三菱商事が運営する分散型データセンターに電力を供給する。