終電後の「あと一駅分」をサポート、三鷹駅の「シェア乗り」利用エリアを拡大

『ミッドナイトシャトル三鷹』の運行エリアを拡大
『ミッドナイトシャトル三鷹』の運行エリアを拡大全 4 枚

NearMe(ニアミー)と、東日本旅客鉄道のグループ会社でベンチャーへの出資・協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップは、深夜帯の移動サービス「ミッドナイトシャトル三鷹」の運行エリアを8月1日より拡大した。

今回の運行エリア拡大によって、JR中央線沿線の一部北側エリアやJR青梅線昭島方面への利用が可能になる。

「ミッドナイトシャトル三鷹」は、終電以降の「あと一駅分」や深夜帯に公共交通が途切れる区間をカバーする新しい移動の選択肢として、2025年6月に運行を開始した。三鷹駅を起点に24時から25時30分の深夜帯に、複数の利用者がシェア乗りで1台の車両を共有することにより、三鷹駅南口から西・南方向エリアへ通常のタクシーよりも手頃な価格で効率的に帰宅できる新たな移動手段を提供している。

サービス開始以降、深夜帯の移動課題を解決する仕組みとして多くのユーザーに利用されており、利用者からは「相乗りで料金が安くなることに期待した」「終電間際のタクシーの需要が高い時間帯に予約ができて安心した」など、利便性や価格の手頃さに対する声が寄せられている。一方で「中央線沿線の北側エリアも対応してほしい」や「エリア外だったので駅で降りた」など、運行エリアの拡大を望む声も数多く寄せられた。

こうした声に応える形で、今回新たに中央線沿線の一部北側エリアやJR青梅線昭島方面を運行可能エリアに追加し、これまで十分にカバーできていなかった終電後の帰宅需要にも対応できる体制を整えることを決定した。エリア拡大を通して、これまで以上に多くの人々に終電後の安心・快適な移動を提供し、鉄道駅を起点とした移動モデルのさらなる充実を目指す。

《森脇稔》

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