燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収

メルセデスベンツの偽造品
メルセデスベンツの偽造品全 3 枚

メルセデスベンツが2024年、世界各国の税関や法執行機関と連携し、793回の摘発により150万点を超える偽造品を押収したと発表した。これは前年比で増加傾向にあるという。

エアフィルターやブレーキ部品などの偽造品

同社のブランド保護チームは特に安全性に関わる偽造品の摘発に注力している。押収された偽造品には、可燃性の高い素材で作られたエアフィルター、品質の劣るブレーキ部品、鉛やヒ素などの有害物質を含むブレーキパッドなどが含まれていた。これらの偽造品はメルセデスベンツの高い安全・品質基準を満たしておらず、重大な事故につながる可能性がある。

近年の傾向として、メルセデスマイバッハやメルセデスAMGなどのハイエンドブランド製品の偽造が増加している。これには知的財産権を侵害したメルセデス車両の改造や、車両全体の複製も含まれる。

メルセデスベンツの偽造品メルセデスベンツの偽造品

偽造品販売ネットワークは、通販やソーシャルメディアを活用して偽造品を広く流通させている。これに対しメルセデスベンツは2024年、21万2000件を超える偽造品リストや商標権を侵害するコンテンツを削除した。

同社は税関当局やサービスプロバイダーに対し、定期的に研修や情報提供を行い、偽造品対策の啓発と予防に取り組んでいる。消費者に対しては、異常に安い価格、品質の明らかな欠陥、疑わしい販売元などに注意するよう呼びかけている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  2. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  3. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  4. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  5. トヨタ『カローラクロス』次期型は「RAV4」似に? 最終デザインはこれだ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 自動車メーカーの体験拠点、5タイプで整理…都心ショーケースから大型複合まで
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る