ルノーグループは、2025年上半期(1~6月)の業績を発表、グループ売上高は前年同期比2.5%増の276億4000万ユーロとなった。為替一定ベースでは3.6%の増収となっている。
自動車事業の売上高は244億9000万ユーロで、前年同期比0.5%の増加にとどまった。トルコリラ、ブラジルレアル、アルゼンチンペソの下落により、為替の悪影響が2億6400万ユーロ(マイナス1.1ポイント)となった。為替一定ベースでは1.6%の増収だった。
売上高の増加要因として、販売台数の1.3%増によるプラス1.1ポイントの数量効果があった。ただし、2025年上半期はディーラー在庫の調整が前年同期より大きく、この影響で数量効果は一部相殺された。6月30日時点の新車在庫は53万台と健全な水準を維持している。