バイクの構造と運動をやさしく解説、初心者から復帰組まで対応

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バイクはなぜ走り、曲がり、止まるのか……。グランプリ出版はこのほど、和歌山利宏氏による入門書『図説 バイク工学入門』(新装版)を刊行した。

本書では、バイクの基本的な運動原理を、難解な数式を避けつつ、豊富なイラストとともに解説。フレームやサスペンションといった構成部品の役割や、操縦安定性、アライメント、空力特性など、ライディングに必要な工学知識を丁寧に紹介している。

初めてバイクの構造に興味を持った初心者はもちろん、かつてバイクに乗っていた「リターンライダー」にとっても、理論と実践を結びつける内容として最適な一冊だ。

著者の和歌山氏は、バイクメーカーの開発ライダーやレーシングライダーとしての実績を持ち、現在はバイクジャーナリストとして活躍。実走経験に基づいた独自の理論を展開し、専門知識をかみ砕いて伝える技術に定評がある。

1994年の初版以来、長く愛読されてきた本書は、2021年の最終版をベースに、カバーデザインを一新した「品切れ再版」として復活する。バイクをより深く理解し、楽しく安全に走るための入門書として、長年にわたり評価されてきた本書。新装版の刊行により、再び多くのライダーに読まれることが期待される。

『図説 バイク工学入門』『図説 バイク工学入門』

図説 バイク工学入門』(新装版)
著者:和歌山利宏
発行:グランプリ出版
体裁:A5判・並製・232ページ
定価:3080円(本体2800円+消費税10%)

目次
第1章 エンジン性能と走行性能
第2章 バイクの操縦安定性
第3章 タイヤの科学
第4章 ディメンジョン
第5章 シャシー剛性
第6章 サスペンション
第7章 ブレーキ
第8章 バイクの空力
第9章 エンジンの諸元と特性

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《高木啓》

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