米EV「リビアン」、売上高は12.5%増で赤字も縮小 2025年第2四半期決算

リビアン『R1T』と『R1S』
リビアン『R1T』と『R1S』全 3 枚

米国のEVメーカーのリビアン・オートモーティブは、2025年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。売上高は13億0300万ドルで前年同期比12.5%増。一方、第2四半期の最終損益は11億1500万ドルの赤字だった。赤字幅は約2割縮小している。

同社は6月30日、フォルクスワーゲングループから10億ドルの出資を受けた。出資価格は19.42ドルで、30日間の出来高加重平均株価14.56ドルに対して33%のプレミアムとなった。この投資は、リビアンとフォルクスワーゲングループの技術合弁事業に関連する最大58億ドルの合意の一部だ。

第2四半期の生産・納車実績について、同社はイリノイ州ノーマルの製造施設で5979台を生産し、1万0661台を納車した。『R1』と商用バンの両方で生産が制限されたが、これは主に貿易政策の変更によって部分的に引き起こされた様々な供給網の複雑化が原因だった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. xEV時代の“痒いところに手が届く”サプライチェーンとは、名古屋大・山本教授が長瀬産業の最新ソリューションを解説PR
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  5. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る