レーシングチームが開発した話題の特定小型原付、『ENNE T600GR』が正式販売へ

ENNE T600GR
ENNE T600GR全 5 枚

ENNEは、同社のレーシングチーム「ENNEXEL」が開発した特別仕様の特定小型原付『T600GR』の先行販売セール第2弾を開始したと発表した。当初、限定5台のみで販売され、予約開始からわずか数秒で完売となった話題のモデルが、正式な製品ラインナップに加わる。

【画像】レーシングチームが開発した特定小型原付『ENNE T600GR』

T600GRは「T350Pro」をベースに、特別仕様のモーターとメインコントローラーを搭載したハイパフォーマンスモデル。加速性能や登坂能力が大幅に向上しており、従来のT350Proでは体重85kgのスタッフが勾配20%の坂(三分坂)を登る際、速度が11km/hまで低下していたのに対し、T600 GRでは19km/hを維持し、圧倒的な登坂性能を実現したという。

登坂性能に特化したコントローラーと600W高出力モーターを搭載し、急勾配でも速度を落とさず安定した走行を実現する。市場の多くを占める中国製の特定小型原付では、坂道を登る際に大幅な速度低下となるケースが見られるほか、数kmに及ぶような長い坂道では、モーターが高温に達し、メインコントローラー内部の基盤が焼き切れてしまうトラブルも多く聞かれるという。

ENNE T600GRENNE T600GR

T600GRは、坂道に必要な電流を瞬時に供給し、パワーを最大限引き出すことで、急勾配でも速度をほとんど落とすことなく力強く登坂する。途中で減速せず、ストレスのない登りを実現している。

さらに、T600GRのモーター内部は、放熱性に優れた構造と徹底した冷却対策を施しているため、長時間の負荷走行でも発熱による性能低下や焼損のリスクがない。T600GRは、安心して高出力を維持できる設計となっているのが特徴だ。

先代T250でも高い評価を獲得した独自のペダル発電機構(特許取得済)は、T600GRも同様の発電機能を搭載し、発電効率を従来比8倍以上に向上させた。

ENNE T600GRENNE T600GR

リアキャリアに本機専用のコンバーターキットを搭載することにより、50RPMから100RPMのケイデンスで発電機を回すことで、発電機はバッテリーと同程度の電圧を生成することが可能となった。50RPMから100RPMのケイデンスはゆっくり自転車をこぐくらいのスピードで、ペダルの重さは必要な電力により変化するが、ギヤなしの自転車を平坦な場所で漕ぐくらいの負荷となる。

都市の移動と環境への配慮を両立するハイパフォーマンスモデルとなっている。

T600GRの通常価格は32万円。今回の先行販売では19万2000円で販売される。先着順・数量限定の特別価格となっており、台数に限りがあるため、規定数に達し次第、以降は通常価格での販売となる。

《レスポンス編集部》

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