キラリと光るアイデアが盛り込まれた、優良「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当コーナー。今回は、特に車内で便利に使えるWi-Fiルーターの新作を紹介する。愛車のオンライン化のニーズが高まって久しいが、その新たな選択肢が1つ加わっている。その利点とは?
今や、ドライブ中にネットと繫がりたいと思う曲面は増えている。音楽をストリーミングアプリで聴きたいとき、動画系コンテンツを楽しみたいとき、ゲームをしたいとき、リモート会議に出たいとき……。
なお愛用のスマホが通信量無制限契約になっていれば、他の通信端末もそれにてテザリングすれば良い。しかしそうではない場合には、モバイルWi-Fiルーターの使用が吉と出る。
ちなみに昨今は車内での使用が想定されたものがいくつか出ているが、ここにきてその中での新たなチョイスとなる注目作が登場している。それはこちら、「Kashimura(カシムラ)」の『無線LANルーター/USB クラウドSIM 4G(AM-WF001/AM-WF002)』(Amazon限定販売、販売価格:1万9980円/1万3980円、前者のみ数量限定で3000円引きクーポンを利用可能)だ。

さて当品は、USBスティック型のWi-Fiルーターだ。なお当品は車載専用品ではないが、車内での利用を大いに意識して開発されている。
例えば、温度変化の大きいな車内でも安心して使えるように、動作環境は温度範囲が−20度~60度、湿度範囲が10%~95%(結露がないこと)がそれぞれ確保されている。
そして車内で使う際には走っている場所により繫がりにくくなることがあるが、当品は「クラウドSIM」技術が採用されているので、その場所において繫がりやすい大手キャリアを都度自動選択してくれる。つまり場所を選ばない。比較的にどこでも安定的な使用が可能だ。
また電源はUSB(出力5V2A以上)にて取れるので、これ自体にはバッテリーが内蔵されてはいない。結果、バッテリーを起因とするトラブルが発生しない。この点も、車載利用時のアドバンテージとなる。
その上でモバイルWi-Fiルーターとしての利点も多々持つ。まず、面倒な手続きが不要だ。製品を購入しモノが届けば、ただUSBポートに挿すだけで使える。さらには月々の固定費もかからず、利用を辞める場合にも解約料がかからず、機器の返却も不要だ。買い切り製品であるがゆえだ。そして一時使用を中断しても、気軽に使用を再開できる。通信量をリチャージすればOKだ。

問題はコストだが、『AM-WF001』は本体代に150GBの通信量が含まれていて(365日)、『AM-WF002』の方は10GB(30日)の通信量が含まれている。なお、それぞれ通信量を使い切るか規定の日数が経過したときには、簡単にギガをリチャージできる(専用サイトのマイページにて購入できる。使い切る前のチャージも可能。むしろそれが推奨)。
なおデータ通信量無制限プランはないので、その点をどう考えるかだが、使った分だけの出費にとどめたい向きには当製品は向く。自分の使用状況を鑑みて、そしてこれならではの利点を踏まえて高いか安いかを総合的に判断しよう。ちなみに4G対応だが、車載用Wi-Fiルーターではそれがスタンダードだ。
車内オンライン化のベストな作戦を模索していたというのなら、当品のチェックもぜひに。
今回は以上だ。次回以降も気の利いた「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。
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