三菱商事が、カナダのHudbay Minerals社が保有する米国Copper World銅鉱山の権益30%を、6億ドル(約870億円)の増資引受けを通じて取得する。
取得費用の内訳は、権益対価4億2000万ドル(約610億円)と一部開発費用1億8000万ドル(260億円)となっている。三菱商事はHudbay社と共に本プロジェクトの最終事業化調査を実施する。
米国は世界第2位の銅需要国で、今後は人口増加に加え、生成AIやデータセンターの拡大による電力需要の増加、電化の進展などにより堅調な需要成長が期待される。